毛無山 1964m 山梨県、静岡県

2024年7月18日 晴れ

麓登山口、登山者用の有料駐車場を利用します。
向かう先に毛無山が見えて、正面にはしっかりと登る尾根も分かります。
急登であることは一目瞭然ですね。

封筒に車のナンバーを記載して、500円を入れて投函する仕組みです。
有料駐車場ですが、公衆トイレの設置はありませんでした。

では出発。
まずは林道を歩き登山道へと進みます。

かつて金山が在った毛無山には、採掘跡が残っています。
古い粉砕機が置かれていました。

登山道に入るとすぐに徒渉ポイントがありますが、しっかりした岩の上を歩いて渡れてました。

地蔵峠との分岐を毛無山方面に進みます。
地蔵峠途中には崩落箇所の注意表記がありました。

はさみ岩と看板の立った岩稜帯に出ました。
ここからは急登が続く登山道になっていきます。

急な岩場にはロープが設置されています。
すぐ横にはヤマユリの大輪が咲いていました。

岩混じりの急登を上がった頃に、樹林の切れ目から富士山が見えました。
眼下のふもとっぱらオートキャンプ場がなんと広い。

不動の滝見晴台へ着きました。
緑が覆う隙間から遠くに細く長く、2段の滝が見えます。

三合目、四合目と経て少し開けた場所にレスキューポイントが作られていました。
ヘリが救助出来るような小さな広場です。

六合目を過ぎても変わらずの急登ですが、木の根がはびこった細めの尾根道や、広い尾根道と、変化があります。

八合目を過ぎて、再び岩の多い登りになってきました。
脚の疲労にロープが助かります。

富士山展望台に着きました。
一応期待して岩場にでますが・・・

残念ながら、雲に隠れて富士山の眺望は望めませんでした。

南アルプス展望台分岐につきました。
ここからは稜線道になるので急登は終了です。
ヤレヤレ。

分岐からすぐに毛無山の山頂に到着しました。

山頂標群の横には開けた傾斜地があり、そこから真正面に富士山が望めます。
毛無山から富士山までは20キロほどの距離だけあって、迫力ある富士山が見られます。

山頂標の毛無山とは別に、標高で最高点の毛無山の山頂が稜線の先にあります。
素晴らしい景観の稜線道を歩いて向かいます。

途中で見落としたのか、最高到達点を通り過ぎて、大見岳に着いてしまいました。
歩きやすい稜線道だったせいでしょう。
引き返します。

注意して戻って行くと、樹林の小道の横に少し盛り上がっている所がありました。
少し分かりにくいので見落としても仕方ない感じです。

二百名山の毛無山の最高峰に到着しました。
この毛無山は、日本全国に数多くある毛無山の最高峰だそうです。

戻り道。
稜線からの夏富士を見納めて下山しました。
下りもなかなか大変でした。