手塩岳 1558m 北海道

2025年7月7日 晴れ

今季、北海道遠征2回目にて天塩岳を登ります。
レンタカーを利用して旭川より約2時間で天塩岳ヒュッテの登山口に到着しました。

駐車場は広く、他に3〜4名の登山者が入山をしている様子でした。
ヒュッテ前は野営場になっていますが、利用者もない様子です。
駐車場横の登山口からスタートします。

スタートはダケカンバに囲まれた平坦な道。
美しく柔らかな道を散策する様に進みます。

やがて沢沿いに道を絡めながら、更に奥へ。

分かりにくい荒れた沢の徒渉は、板橋が渡されていて、ピンテも多く明瞭。

小一時間で前手塩分岐。
新道へ進みます。

天塩川を離れ、ようやく前手塩岳への登りが始まりました。
谷を挟んで樹林越しに見えるのは天塩岳?

樹林を抜けました。
手塩岳と西手塩岳の稜線が見えます。

ガレ始めた道にはコマクサが咲いていました。
珍しい白いコマクサの花も咲いていました。

高山の花と、見晴の良い道が続くエリアに上がりました。
夏山を感じますね!

前手塩岳山頂に到着しました!

前手塩岳から美しい稜線の先に、目指す手塩岳の悠然とした山容を望みます。

前手塩岳から200M程の登り返しは、熱さもあって疲労が蓄積されます。

エンレイソウの蕾

マイズルソウ
ゴゼンタチバナやヨツバシオガマ、ウサギギク、オトギリソウ等高山植物が多く咲いています。

登り返しを経て、先ほどまでいた前手塩岳を振り返ります。

手塩岳が目前に近づきます。
角度を変えるとこんなにも三角型の山容です。

山頂標が見えました。

手塩岳、登頂です!
山頂標は石柱でした。

山頂からはこれから進む周回コースの西手塩岳と、下山方向の円山へ伸びる稜線が、気持ち良い景観です。

手塩岳山頂からは雲に隠れていた大雪山がはっきりと見えました!
周回コースは稜線美と眺望の登山道ですね。

疲労も溜まっていたので、西手塩岳はパスしました。
西手塩岳の山頂もガレた岩の様子。

西手塩岳下の避難小屋で休憩を取ります。
トイレ棟も近くにあります。

しっかりとした造りで、室内もキレイな避難小屋でした。

左に前手塩岳、右に手塩岳を望む円山の山頂です。
名前の通り、緩やかな円い山道です。

円山から下山方向の道です。
手塩岳の周回コースは最後まで稜線美を楽しめました。

おまけのエピソードです。
帰り道でキタキツネに遭遇しました。
車のスピードを下げてもひるむ様子もなく餌を求めて近づくキタキツネでした。