百名山の記録

No038 朝日岳

朝日岳 1970m 山形県、新潟県

DAY1 2023年10月13日 曇り

南俣沢出合登山口の駐車場から、3日間の日程で縦走をスタートします。

天狗岳を経由して朝日岳主稜線へ入り、朝日岳から古寺鉱泉登山口へと下山します。

ここから広大な敷地の森林生態系保護地域に入っていきます。

原生林や生態系を自然のままの推移に委ねる保護地域と説明板がありました。

原生林の中を1時間ほどで、樹林の切れ目から眺望があります。

保護地域の端の方ですが、広さの一端を垣間見れます。

森林限界を抜けて、栗畑が見えました。

紅葉に染まり始めて美しい景観です。

雨量計測所の屋根とアンテナが木々に隠れ見えます。

開放的な風景が広がります。

草紅葉の中を石畳の道が作られていました。

目的地の天狗角力取小屋が、紅葉の山肌の中に見えます。

栗畑山を過ぎて30分程度で、小屋に到着しました。

天狗角力取小屋に到着です。綺麗で立派な避難小屋です。

この避難小屋は、シーズン中の週末と繁忙期には管理人が常駐しています。

DAY2 2023年10月14日 晴れ

天狗角力取小屋を出発し、すぐに天狗角取山の山頂がありました。

二日目の目的地は竜門避難小屋です。

朝日岳の主稜線が横たわって、そこへ縦に走る稜線が進むルートになります。

主稜線までの道のりは長そうです。

細かなピークを三つ踏みながら、穏やかな稜線を進んでいくと、以東岳が近く見えてきました。

ここから主稜線へのルートは、険しくなっていく様子です。

岩陵が混じる痩せ尾根を進みます。

高松峰の小ピークまでは厳しい区間になりますが、紅葉のカーペットを進む様な素晴らしい景観です。

三方境の分岐に到着しました。

三方境の分岐は狐穴小屋と以東岳へと別れています。

主稜線までの道は、やはり長かったです。

三方境から10分で北寒江山ピーク。

北には二百名山の以東岳の眺めが良いです。

主稜線は穏やかな登山道となります。

続いて寒江山に到着しました。

先の稜線上に小さく竜門小屋が見えます。

稜線道の見本のような景観です。

はるか先に朝日岳の三角錐も見えます。

竜門小屋に到着です。

新しくキレイな避難小屋です。

水場もすぐ横に引かれていて、豊富な水量に驚きました。

小屋からの日没。

DAY3 2023年10月15日 晴れ

ご来光を鑑賞し、3日目をスタートします。

最終日は朝日岳を登頂し、古寺鉱泉登山口へと下山。

西朝日岳に上がると、出立時の晴天から変わってガスの中に入りました。

稜線を境に晴天と雲が分かれています。

中岳を巻くと、朝日岳が現れました。

手前には朝日岳避難小屋も見えます。

ガスの晴れた中岳を背景に朝日岳避難小屋に到着しました。

朝日岳避難小屋の横に朝日岳山頂へ向かう道があります。

朝日岳山頂に到着しました。

目まぐるしい天候の中、晴天のピークをゲットです!

下山ルートの小寺山の山頂から、歩いた主稜線の山々を望むことが出来ました。

紅葉と天候に恵まれた縦走でした。