百名山の記録

No156 穂高岳

穂高岳 3190m 長野県・岐阜県

2022年8月19日 晴れ

上高地の玄関口のバスターミナルから、3日間で穂高岳を目指します。

河童橋です。

夏休みの上高地はとても賑わっていました。

河童橋をわたり、自然探勝路の木道を進んで前穂高登山口へ進みます。

前穂高登山口の分岐に来ました。

自然探勝路の分岐で注意看板が多く置かれていました。

濃い樹林帯を沢沿いのガレ岩道を登っていきます。

途中に風穴がありました。

広い岳沢の上部からは熱い雲が覆ってしまい、西穂高の山頂稜線は隠れて見えません。

小雨の中、岳沢小屋に到着しました。

テント受付をして急ぎテント場へいきます。

テント場は、小屋からガレ沢を渡って点在する感じです。

設営時に雨が降って大変でしたが、岳沢の谷から上高地を見下ろす高台で、晴天なら良いテント場です。

2日目はすっきりと晴れた朝です。

テント場からは上高地と、朝焼けの乗鞍岳が見えました。

岳沢小屋から重太郎新道を登ります。

小屋の登り始めには花畑が広がっていて、奥には吊尾根が見えます。

急登の登山道には長いハシゴも掛けられていました。

紀美子平手前からは西穂高岳の稜線が同じ高さになって来ました。

紀美子平に到着です。

ここで思いザックをデポして前穂高岳をピストンします。

前穂高岳の山頂に到着しました。

360度の眺望が広がります。

昔クライミングで壁面から登頂していますが、登山道からは初登頂です。

見下ろすのは、上高地から焼岳、乗鞍岳も一望できます。

これから向かう目前の奥穂高と、遠く槍ヶ岳まで続く稜線です。

吊尾根を進み奥穂高へ向かいます。

岩陵帯のトラバース道を振り返ります。

細い筋道が横に引かれて、先には7峰の内いくつかの尖った峰が見えます。

涸沢が見えました。

向こうには表銀座の山並みが見えました。

長い鎖場を、集中して登ります。

南陵の頭から山頂が見えました。

先にはジャンダルムが覗いています。

奥穂高岳の山頂に着きました。

山頂には新たに設置された奥穗高神社嶺宮があります。

眺望も素晴らしく、ジャンダルムが真横にあります。

槍ヶ岳に向かって北アルプスが深く、稜線の眺望が素晴らしく見えました。

山頂直下の穂高岳山荘には崖を下って下ります。

穂高岳山荘に到着しました。

広いテラスからは涸沢カールを一望できます。

涸沢カールの下の方には、この後の目的地の涸沢ヒュッテが小さく見えます。

ザイデングラードを降りてカールに入ると、北穂高岳が見えます。

後方には涸沢岳が尖っています。

先ほど登頂した前穂高と、横一列に2峰から7峰まで連なっています。

涸沢小屋に到着し、テラスから涸沢小屋とテント場を見渡します。

広いテント場には多くのテントが貼られていました。

涸沢ヒュッテに到着しました。

閉店ギリギリに売店の牛丼とおでんをオーダーし、夕食後はテントでゆっくり過ごします。

翌日の最終日は上高地へ下山します。

穂高岳登頂の2日目だけ天候に恵まれましたが、それで充分です。

我が家のテントは大自然の中にあって居心地良く、いい山行でした。