百名山の記録

No190 阿蘇山

阿蘇山 1592m 熊本県

2022年6月18日 曇り

九州遠征です。

仙酔峡ロープウェー駐車場から阿蘇山を歩きます。

火口東展望所から仙酔尾根ルートを歩いて周回します。

登山道はロープウェイ用に整備された遊歩道を利用して進みます。

山腹にはロープウェイの支柱が残っていて、巨大な遺構の様です。

少し登ると仙酔郷ロープウェイ跡駐車場と熊本市が見渡せます。

草原の谷には溶岩が混ざって形成された土壌が広がっています。

一本の樹木もない荒涼とした風景の登山道です。

横には下山で歩く仙酔尾根が見下ろせます。

見上げていた鷲ヶ峰と虎が峰も間近に迫って見えます。

迂回路の分岐は、かこうひがし駅手前にあります。

火口を迂回し中岳へ続いています。

かこうひがし駅に着きました。

熊本地震にてロープウェイへのアクセスが困難になり今に至っています。

駅から火口東展望所までは舗装された遊歩道跡を歩きます。

途中には転々と丸い屋根の待避壕が建っています。

展望所に着きました。

巨大な火口から噴煙が噴き上がる様子が目前にできます。

火口東展望所からは、火口西にむかって第1火口、第2火口、第3火口、第4火口と見ることが出来ます。

中岳へ進む登山道を歩きます。

エグれた火口の縁を進んでいきます。

左手にはロープウェイの駅と歩いた歩道が見下ろせます。

中岳の山頂が見えました。

小さく人が立って見えます。

中岳に着きました。

山頂からも火口と立ち昇る噴煙が望めます。

続いて高岳へ向かいます。

周囲はすっかりガスに覆われてしまいました。

高岳に着きました。

梅雨時ですが、雨は降らないのでラッキーだと思うことにします。

山頂でランチ休憩のお茶をします。

石の簡易かまどにコンパクトゴトクと固形燃料で湯沸します。

TriPod Power H60 (コンパクトゴトク)

ランチキャリー ミニ DA-921-16

休憩を済ませる頃には少しガスも晴れて、月見小屋が見えました。

下山道の仙酔尾根は、見た通りの高低差を一気に下ります。

尾根を下りながらの眺望は素晴らしく、気持ちの良い帰路でした。

何度も立入規制を繰り返し、なかなか行けなかった阿蘇山ですが、噴火警戒レベルが1へと引き下げられて歩く事ができました。