百名山の記録

No191 祖母山

祖母山 1758m 大分県・宮崎県

2022年11月12日 曇り

祖母山の北谷登山口駐車場から山頂を目指します。

駐車場は広めですが、すでに満車近くなっていました。

登山口に案内板が立っています。

各麓の県からの登山口が山頂へ延びていますが、一番短い北谷登山口から周回コースで歩きます。

紅葉の落ち葉に埋もれた林道を歩き、風穴コース入り口の分岐に入ります。

紅葉の林の小径を歩きます。

祖母山は大野川の水源を抱いています。

沢の清流は祖母山の奥の源流を元に、別府湾に注いでいます。

晩秋の雑木林は自生のツガやブナが紅葉に染まっています。

急登を歩き疲れた頃に、大きな岩壁に着きました。

コース名の由来になった風穴に着きました。

風穴は山腹に開いた横穴で、夏には穴の中との温度差の対流で、冷たい風が吹き出ます。

中は岩の空洞でビバークに良さそうな岩屋です。

急登と穏やかな雑木林とを進んで登っていきます。

岩陵部には長いスチールの梯子がかけられています。

樹林の隙間から国観峠の尾根が延びています。

雲がかかっていますが、眺望も広がって見えてきました。

山頂に上る最後の岩山がガスに覆われて見えました。

祖母山の山頂に着きました。

ザレ石が散らばった山頂広場です。

残念ながら眺望は全くありませんでしたが、ランチ休憩をしてのんびり過ごします。

下山は周回で国観峠へ向かって降りていきます。

国観峠に着きました。

ここまで広い峠は他に無いと思います。

登りで見えた広い稜線に納得です。

広い国観峠から祖母山の山頂を振り返って見上げます。

赤い衣のお地蔵さんが印象的です。

登りのルートとは変わって穏やかな尾根道の下山道でした。