
白神山 1235m 青森県

海岸線からすぐ、標高200mの登山口は日本海と隣り合わせ程に近く、山に入れば原生林が広がっています。
マザーツリーと言われている、ブナの巨木が入山してすぐに現れました。

入って30分ほどで、沢コースの分岐に差し掛かりました。
すっかり深い原生林の中です。

マテ山コース最後の水場。
勢いの良い湧水が流れ出ています。
金属のガッチリと溶接で作られた金属製の柄杓が置かれていました。

マテ山から先は、マテ山の尾根に沿って立入禁止区域の境になる主稜線へ上がって行きます。

森林限界を抜けると、日本海を背に、登ってきたマテ山が望めました。

白神岳への稜線上と、小さく避難小屋が見えて来ました。

大峰分岐です。
南北に伸びる主稜線に上がりました。
北へ行けば大峰岳から十二湖方面。
南へ700mですぐに白神岳山頂です。

残念ながら、稜線から東に広がる白神山地の核心部は雲に覆われてしまい、全く見えませんでした。

稜線もガスの中、熊笹と花畑の小道が小屋へ向かって伸びている穏やかな道です。

立派な白神岳避難小屋が立っています。
手前から見えていた建物は、白神岳公衆トイレだったようです。
公衆トイレもとても立派でした。

避難小屋からすぐ、小さな丘を上がれば白神岳の山頂です。
程よい広さの広場になっていました。
ガスに覆われて眺望のないピークでしたが、無事に登頂できました。
白神山地内部の眺望は残念でしたが、十二湖からの縦走路を、またの機会に歩いてみたいですね。