二百名山の記録

No039 えぶり差岳

えぶり差岳 1636m 新潟県

2023年7月28日〜30日 晴れ

飯豊山荘バス停に隣接している、登山口駐車場です。

3日間の日程でえぶり差岳を目指します。

登山口から急登につぐ急登!

隣り合わせにある梶川尾根も急登でしたが、丸森尾根も負けていません。

夏の蒸し暑さに、足が進まず休憩ばかり取ってしまいました。

丸森峰からは森林限界に出ます。

ようやく急登を上がり切って、山上の登山道に入りました。

夏山らしい花畑の先には梶川尾根の残雪が見えます。

地神北峰の分岐に上がりました。

ここから北へ折れて下りベースで目的地の頼母木小屋へ向かいます。

ガスに覆われて、眺望はありません。

頼母木山は穏やかな草原の様な道です。

ガスが目まぐるしく湧いては消えていきます。

ガスの中にうっすら頼母木小屋が浮かんで現れました。

テントもいくつか張られています。

頼母木小屋の前が幕営地なっています。

清水が引かれて豊富に流れ、雲海に浮かぶような立地の素晴らしい小屋です。

頼母木小屋から雲海に沈む日没は大変に美しい時間でした。

二日目は目の前に横たわる、えぶり差岳へピストンで向かいます。

せっかくなので、プロモンテ×オクトスのテントを眺望の良い位置に張りなおして出発しました。

絵になります。

飯豊山地らしい稜線ルートを気持ちよく歩きます。

遠くには日本海の水平線が見えます。

花畑越しにえぶり差岳のピークと、点のように避難小屋が見えます。

大石山に到着しました。

足ノ松尾根登山道の分岐地点ですが、自然災害の影響で通行止めになっていました。

前日に曇って見えなかった頼母木山と地神山が見えます。

えぶり差岳の手前にある、次のピークの鉾立山を目指して進みます。

十九折れの急登を上がって鉾立山の山頂に到着しました。

盛り上がったピークは、言うまでも無い眺望が広がります。

鉾立山を下り、えぶり差岳に上がって来ました。

写真で見て訪れたいと思った風景です。

えぶり差岳避難小屋に着きました。

冬季用入り口が2階部分に設けられています。

避難小屋の屋内は広く、きれいに整備されています。

小屋から数分下った場所に水場があるので、様子を見にいきました。

水場は雪田の雪解け水が地表を流れ、ぬるく汚れた水だったので、直接に雪田から冷たい雪解け水を頂きました。

気持ちの良い稜線歩きの先にえぶり差岳のピークがありました。

日本海が足元に広がるような展望と、北端から望む飯豊山脈が大変に美しく思いました。