二百名山の記録

No073 岩菅山

岩菅山 2295m 長野県

2024年7月27日 晴れ

東館山ゴンドラリフトの山麓駅から岩菅山へ出発します。

出発が遅くなったので、下山の運行時間に間に合うか一抹の心配。

6分で山頂駅に到着しました。

広くて,気持ちの良いテラスがあり、リゾート感があります。

遊歩道沿いに高山植物園があり、登山者用の案内版も立っているので矢印に従って進みます。

植物園からスキー場の林道を進むと東館山スキー場と寺子屋スキー場の境に出ました。

夏のスキー場はキスゲの花が一面に咲く高原の風景です。

更にスキー場を登った先に寺子屋スキー場のリフトトップがあり、そのすぐ奥に岩菅山の登山口があります。

ゴンドラからスキー場と、リゾート雰囲気の中を歩きましたが、やっと登山道に入って落ち着きます。

すぐに赤石山への分岐の金山沢ノ頭に着きました。

樹林の尾根道を進むと、木々の隙間から岩菅山が見えました。

手前が岩菅山で、奥には志賀高原最高峰の裏岩菅山がシンクロするように重なって見えます。

樹林の途切れた尾根道は容赦ない日射し。

谷を挟んで望む山並みは群馬県の山々です。

緩やかなアップダウンを繰り返す道は、下りベースで快適なハイキング。

道中、足場の悪い湿地帯には木道が整備されていました。

岩菅山が目前に近づいてきました。

雲の多い様子です。

ノッキリ分岐に着きました。

休憩のベンチが置かれてあり、ありがたく休憩を取ります。

いよいよ岩菅山へ取り付きます。

岩菅山の核心部へはゴロゴロした岩道です。

空には怪しい雲が覆い始めています。

山頂直下の岩場には夏の花も咲いていました。

山頂はガスっていますが、歩いて来た尾根道はくっきりと見渡せます。

山頂に着きました。

すっかりガスに覆われていて眺望はありません。

山頂には立派な避難小屋がありました。

眺望もないので中を見学に行きます。

石壁に太い梁が屋根を支えていて、きれいな小屋です。

道具も色々と置かれていました。

下山する手前で青空が来ました。

やはり青空が良いですね。

下山は、ゴンドラ駅へのピストンではなく、一乃瀬水源のある岩菅山登山口へ向かいます。

アライタ沢に掛かる岩巣護橋につきました。

橋の下の岩は、緑色凝灰岩が露出しているようです。

橋を渡ると道は水平になります。

沢と上条用水路の流れの間に道があります。

水源区の看板がありました。

底清水です。

岩の間から清水が湧き出る場所だそうです。

駐車場へ下りる分岐の小三郎小屋跡につきました。

このまま水路沿いを1時間歩き進めば一乃瀬バス停に出ますが、岩菅山登山口から手前のバス停に向かうことにします。

岩菅山登山口に下山しました。

残念ながらバスの時間が悪く、ここから2キロの車道を歩いてスタート地点の東館山ゴンドラリフトの山麓駅駐車場へ戻りました。

よく歩きましたが、ピストンより楽しめた様に思います。