二百名山の記録

No075 戸隠山

戸隠山 1904m 長野

2025年8月24日 曇り、晴れ、雨

災害級の猛暑日続きな今年の夏ですが、何とか駆け込みで8月の登山に来ました。

スタート地点の戸隠神社奥社入口駐車場です。

多くの観光客に混ざって、戸隠神社の参道を進みます。

参道脇には清流が流れ、シラヒゲソウや沢フキの花が咲いています。

長い年月で瓦葺き屋根上に植物が生い茂った随神門。

樹齢約400年の立派な杉並木を歩き、神社までは約40分です。

観光客の多さに戸隠神社には行かず、左折して登山口へ。

観光地の、のんびりした雰囲気も、登山口の注意書きで吹き飛びます。

急登をしばらく上がると、樹林の隙間から岩の山容が見えました。

更に進むと早速に鎖が登場。

五十間長屋という剔れた大岩です。

続いて、百間長屋。

百間長屋の岩場からは眺望が望めました。

晴れていますが雲が多く、不安定な空模様です。

大岩の岩壁に祠らしき物が見えましたが、長い鎖を登って行く様子。

もちろん登りません。

岩壁の先に西岳方面の山容が見えました。

長い鎖場です。

垂直に登ったら、水平にトラバースして、また登ります。

岩場を上がると、更に眺望が広がります。

道中の岩場には花畑。

背景の眺望を堪能するゆとりは、どんどん無くなってきます。

ラスボス登場。

蟻の塔渡に着きました。

良い感じでガスってくれています。

蟻の塔渡にはトラバース道があったので、有難くそちらを通ります。

続く剣の刃渡りにはトラバースも鎖も無いので、四つ脚で通ります。

見下ろす蟻の塔渡。

高度感がある道です。

八方睨に到着です。

後ろは西岳が聳えています。

見下ろす景色の中には鏡池。

戸隠山の山頂に到着しました。

山頂からの眺望は半分雲に隠れた眺めでした。

帰路は周回で九頭竜山方面へ向かいます。

視界の無い崖道の稜線を歩き、九頭竜山に到着。

午後からの天気は予報通り霧でした。

今回は下が見えない事が好天気でしょうか。

分岐の一不動避難小屋に到着しました。

ここから下山路に入ります。

大洞沢に沿った下山コースは沢の中を下る様な道でした。

水場の水は名前の通り凍るように冷たく、戸隠蕎麦の美味さが分かります。

滑滝の様な沢筋横を、鎖で下ります。

ようやく周回の登山口に到着です。

久しぶりにガッツリと上半身を使う山で、腕に来て大変でした。