二百名山の記録

No103 毛無山

毛無山  1964m 山梨県、静岡県

2024年7月18日 晴れ

麓登山口、登山者用の有料駐車場を利用します。

向かう先に毛無山が見えて、正面にはしっかりと登る尾根も分かります。

急登であることは一目瞭然ですね。

封筒に車のナンバーを記載して、500円を入れて投函する仕組みです。

有料駐車場ですが、公衆トイレの設置はありませんでした。

では出発。

まずは林道を歩き登山道へと進みます。

かつて金山が在った毛無山には、採掘跡が残っています。

古い粉砕機が置かれていました。

登山道に入るとすぐに徒渉ポイントがありますが、しっかりした岩の上を歩いて渡れてました。

地蔵峠との分岐を毛無山方面に進みます。

地蔵峠途中には崩落箇所の注意表記がありました。

はさみ岩と看板の立った岩稜帯に出ました。

ここからは急登が続く登山道になっていきます。

急な岩場にはロープが設置されています。

すぐ横にはヤマユリの大輪が咲いていました。

岩混じりの急登を上がった頃に、樹林の切れ目から富士山が見えました。

眼下のふもとっぱらオートキャンプ場がなんと広い。

不動の滝見晴台へ着きました。

緑が覆う隙間から遠くに細く長く、2段の滝が見えます。

三合目、四合目と経て少し開けた場所にレスキューポイントが作られていました。

ヘリが救助出来るような小さな広場です。

六合目を過ぎても変わらずの急登ですが、木の根がはびこった細めの尾根道や、広い尾根道と、変化があります。

八合目を過ぎて、再び岩の多い登りになってきました。

脚の疲労にロープが助かります。

富士山展望台に着きました。

一応期待して岩場にでますが・・・

残念ながら、雲に隠れて富士山の眺望は望めませんでした。

南アルプス展望台分岐につきました。

ここからは稜線道になるので急登は終了です。

ヤレヤレ。

分岐からすぐに毛無山の山頂に到着しました。

山頂標群の横には開けた傾斜地があり、そこから真正面に富士山が望めます。

毛無山から富士山までは20キロほどの距離だけあって、迫力ある富士山が見られます。

山頂標の毛無山とは別に、標高で最高点の毛無山の山頂が稜線の先にあります。

素晴らしい景観の稜線道を歩いて向かいます。

途中で見落としたのか、最高到達点を通り過ぎて、大見岳に着いてしまいました。

歩きやすい稜線道だったせいでしょう。

引き返します。

注意して戻って行くと、樹林の小道の横に少し盛り上がっている所がありました。

少し分かりにくいので見落としても仕方ない感じです。

二百名山の毛無山の最高峰に到着しました。

この毛無山は、日本全国に数多くある毛無山の最高峰だそうです。

戻り道。

稜線からの夏富士を見納めて下山しました。

下りもなかなか大変でした。