二百名山の記録

No120 上河内岳

上河内岳 2803m 静岡県、長野県

2024年9月12〜14日 晴れ

DAY1

畑薙ダムを過ぎて、奥の沼平駐車場からスタートします。

このゲートから茶臼岳登山口まで車道を歩きます。

東海フォレスト送迎バスもありますが、利用できるのは小屋宿泊利用者だけになります。

朝の畑薙湖は湖面が水鏡になって、美しい景観です。

登山口の畑薙大橋を渡ります。

ここまで大きな吊橋は珍しい。

橋を渡ると急登が始まります。

休憩ポイントのヤレヤレ峠にて一休み。

ヤレヤレ峠からは山腹を進み、ウソッコ沢へ合流します。

ウソッコ沢に沿って登山道が伸び、途中にある幾つもの吊橋を渡って進みます。

なかには渡し板に穴が開いてしまった古い吊橋もありました。

ウソッコ沢避難小屋に到着しました。

ここまでも、長い道ですがまだまだ先は長い。

ウソッコ沢の清流で手ぬぐいを濡らし、長めの休憩を取りました。

登山道は急登の連続になります。

かつて整備された古い階段や梯子は、壊れたり傾いていて、かえって歩きづらい箇所もありました。

中の段につきました。

休憩ばかり取ってしまいます。

横窪峠に上がりました。

もう少しで横久保沢小屋です。

横久保沢小屋に到着しました。

小屋は夏季営業を終了して、閉まっていますが、きれいな避難小屋スペースが開放されています。

横久保沢小屋からは更にペースが伸びずに、暗くなっての茶臼小屋に到着となりました。

DAY2

2日目の朝です。

快晴のご来光が富士山の横から登ってきました。

手前味噌ですが、オクトスのテントも朝日を背にカッコイイですね(笑)

茶臼小屋から上河内岳へ出発します。

なんと、テン場はオクトスのテントが半分以上!

偶然にも、3つ張られた内の2基が弊社のテントであったのでw

茶臼岳、上河内岳の分岐に着きました。

南アルプス主稜線に乗り上がると、広大な景観が広がります。

分岐からは、聖岳と奥に連なる兎岳が望めます。

富士山を背に上河内岳へ。

しばらく歩くと、広い草原に伸びる一本道。

先にに聳えているのは2803mの上河内岳です。

樺の林を抜けて再び眺望の良い稜線道を歩きます。

背後には歩いた道と、その先に茶臼岳が構え、更に南への稜線が伸びています。

上河内岳の肩に着きました。

縦走中の登山者のデポザックが転がっています。

上河内岳ピークはすぐ先です。

上河内岳に着きました!

目前には大きく聖岳を望みます。

以前訪れたときに、上河内岳に登らなかったので、今回はこの山頂を目的に来ました。

雲が多くかかっていてスッキリとは見えませんが、稜線上の聖平小屋から聖岳の雄大な山容に目が細まります。

ようやく前回の忘れものを回収することが出来ました!

あの日、たった30分の上河内岳の肩から登頂往復をしなかったおかげで、再び訪れる機会を得られた南アの南。

良い山行となりました。