二百名山の記録

No141 赤牛岳

赤牛岳 2864m 富山県

2023年9月26日 曇り

裏銀座縦走2日目は、烏帽子小屋から水晶小屋へ歩きます。

裏銀座は眺望の縦走路です。

早速にテント場から朝の燕岳と表銀座が見えます。

最初のピークの三ツ岳です。

登る登山道がよく分かります。

少し高度を上げると、高瀬ダムとなな管ダム、朝靄の大町が見下ろせました。

稜線の後ろには、前日に登った烏帽子岳が見えます。

日本海を背景に、剱岳、立山、五色ヶ原を望む道です。

野口五郎岳が見えてきました。

横に小さく槍ヶ岳がのぞいています。

横には、翌日向かう赤牛岳が大きく見えています。

赤牛岳の後ろには薬師岳の頭と日本海が見えます。

表銀座縦走路が横に延びて望め、後ろに小さく富士山も見えました。

野口五郎小屋に着きました。

翌日の小屋閉めの準備をしていました。

野口五郎岳の山頂です。

山頂を挟んで左に富士山、右に槍ヶ岳が見える豪華な景色です。

野口五郎岳の山頂を後に、真砂岳へ向かいます。

行手には槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、双六岳、笠ヶ岳、鷲羽岳と並んでいます。

続いて、鷲羽岳の横には水晶岳と薬師岳です。

谷を挟んで赤牛岳と、先ほど踏んできた野口五郎岳が見えます。

ようやく東沢乗越に着きました。

快適な稜線はここまでで、この先は厳しい岩陵帯の急登が水晶小屋まで続きます。

聳える崖の道を登っていきます。

小さく水晶小屋が見えます。

ようやく水晶小屋に到着しました。

二日目はここで終了です。

夕刻の小屋からは槍ヶ岳と穂高岳が大きく見えました。

小屋の正面テラスからは、歩いてきた裏銀座縦走路も、西陽に照らされて見渡せました。

縦走3日目は、水晶岳と赤牛岳へ向かい、ピストンで水晶小屋へ戻ります。

前日の快晴とすっかり変わってしまった曇天。

水晶小屋から1時間弱と近い水晶岳ですが、岩陵帯は注意が必要です。

水晶岳に到着しました。

2度目の水晶岳ですが、前回と違い眺望は全く有りません。

水晶岳記載は、1度目でしています。

荒涼とした登山道には万年雪の雪田も残っていました。

雷鳥の家族が道々に現れては、寂しい風景を癒してくれます。

午前8時30分。

温泉沢ノ頭から何とか赤牛岳を望むことができました。

まだ、行き道の行程は半分。

赤牛岳の登りに取り付きますが、巨大な塊の前に、まるで象に乗った蟻のようです。

像ではなく巨牛でしたねw

スタートから4時間半。

視界も無く、気温も低い霧に吹かれる山頂に到着です。

ようやく踏むことのできた赤牛岳山頂にて、レッドブルで乾杯!

縦走最終日は雨の中、竹村新道から湯俣に下り、高瀬ダムへと下山します。

小雨とガスの中、真砂岳山肌にある竹村新道の分岐に着きました。

延々と続く竹村新道の下り道に辟易しながら、ようやく展望台に到着しました。

崖の下には高瀬川が流れています。

湯俣温泉は残念ながら立ち寄りませんでしたが、青嵐荘で休憩を取り、川を渡る滑車の椅子で対岸へ渡りました。

この秋から復活をした湯俣山荘です。

同じく、開通したばかりの伊藤新道の利用拠点にもなっています。

平坦な高瀬川沿いを歩き、ゴールの高瀬ダムに下山しました。

丁度タクシーも待機していたのでスムーズに帰る事ができました。

裏銀座縦走路を堪能できました。